冬だからこそ!パサつき髪対策


こんにちは。 美容師歴30年サロンズグループ代表 布花原昇です。

一段と気温の低くなる冬。
女性が一番に心配するのはお肌の乾燥だと思いますが、実は見落としがちな頭皮や髪の毛の乾燥。
一年の中で気温が低い上に室内では暖房がつき、頭皮や髪の毛の水分はもちろん奪われやすくなります。
そのため冬は最もパサつき髪になりやすい季節なのです。

髪のパサつき・広がりの原因は


髪のパサつき・広がりは、髪表面を覆っているキューティクルが傷つき、剥がれてしまうことによって起こります。

キューティクルについてご説明しますね。

1本の髪の毛は、実は3層構造になっていて、その一番外側がキューティクルです。
役割は 髪内部のタンパク質や水分が失われないように、外部の刺激(紫外線や乾燥、摩擦、熱など)から髪内部を守っています。
このキューティクルがキレイなウロコ状に整っていると髪はツヤツヤに見えるのですが、 キューティクルが傷つき、剥がれてしまうことで、 髪内部の大切な水分やタンパク質が失われてしまいます。

髪のキューティクルが傷むのは実はシャンプーの時

しかし、キューティクルはとっても繊細。
特に摩擦に弱いため、 気づかないうちにキューティクルを傷つけてしまっていることが多いのです。
その一つが、シャンプーの時です。
キューティクルは濡れていると開く性質を持っているため、髪の内部を守る力が弱くなり、髪の内部へのダメージの原因となります。さらに、濡れた状態の髪は、キューティクル自体も非常に傷つきやすくなっています。

ではどのようなことに気を付けてシャンプーすべきなのでしょうか?
以下ではパサつき・広がりを防ぐ具体的なシャンプー方法をお伝えします。

髪のパサつきを防ぐためのシャンプー方法


1. ブラッシングは優しく。毛先はまず手櫛で。

シャンプー前に、(もちろん髪を濡らす前)ブラッシングをしましょう。
ただし絡まっているのにいきなり髪の根本から ガシガシやるのはもちろん、NG!

痛いですしね……

まずは絡まりやすい毛先から。
手櫛で解くように 優しく梳きます。
ブラッシングの開始地点を、毛先から徐々に髪の根本に移行して、根元から毛先に向かって優しくブラッシング。


2. 洗髪の際お湯の温度は38度前後で

さむーい冬。
お風呂のお湯がいつもより高めになっていませんか?
そんな冬はついつい熱めのお湯で洗髪してしまいがちですが、 実は熱いお湯が頭皮や髪の毛の乾燥の原因の一つ。
さらに熱いお湯は髪の毛のキューティクルが剥がれる原因にもなります。
洗髪時のシャワーの適温は38度前後のぬるま湯を心がけましょう。


3. シャンプーをしっかり泡立てて

シャンプーをまずはしっかりと泡立ててください。
この泡が、髪一本一本の間に入り込み、クッションの役割をしてくれるので 摩擦を防ぐことができます。
もちろん髪同士をこすり合わせて洗うのはNGですよ!
最初のすすぎで、髪の毛の80%の汚れは落ちています。
シャンプーで洗うべきは髪ではなく、頭皮の方なのです。


4.頭皮マッサージをしながら優しく洗う

洗髪時に優しく丁寧な頭皮マッサージを心がけてください。
皮脂が気になる方も、ぐっと我慢。
なぜなら、頭皮にはある程度皮脂が必要だからです。
必要以上に皮脂を落としてしまうと、 頭皮表面が乾燥し、それを補おうと余計に油分が過剰分泌されてしまいます。

だから、頭皮を包み込むようにマッサージしながら優しく洗います。
頭皮は顔のお肌の延長線上。顔を洗うように、もこもこ泡で優しく洗ってあげてください。
この時髪は極力触らないようにしてくださいね。
頭皮をマッサージしながら洗うことで、頭皮の血行が良くなり、健康な髪が生えてきます。また頭皮を健康な状態に保つことでサラサラな髪の毛へ導きます。


4. インバストリーメントとアウトバストリートメントの違い

お風呂で使うトリートメントとアウトバス(洗い流さない)トリーメントの違いをご存知でしょうか?

お風呂で使うトリートメントやヘアパックはインバストリーメントと呼ばれ、髪の内部へ浸透しダメージを補修します。髪の内部ダメージを長期的に補修するのがインバストリーメントの役割です。

アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)はキューティクルを補強し、髪を外部の刺激(紫外線・摩擦・熱・乾燥など)から守る役割があります。

2つのトリートメントは役割がそれぞれ違うので、なるべく併用するよう心がけましょう。

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5. 髪を濡れたまま放置しない

先ほどもお話しした通り、キューティクルは濡れた状態が一番傷つきやすいです。
自然乾燥をして寝てしまうとキューティクルが開いたままで枕との摩擦が発生するためキューティクルが剥がれ落ちる原因になります。
美髪を目指すなら最もやってはいけない習慣ですね。
髪の毛をしっかりドライヤーで乾かして寝ることは重要なことです。


ドライヤーの熱によるダメージを防ぐために、洗い流さないトリートメントを適量付け、頭皮から15センチ以上離して乾かすこと、温風である程度乾いたら冷風に切り替えて最後まで乾かすことを意識しましょう。




以上のことを実践することで冬のパサつき髪は十分対策できます。
ぜひ、みなさんも実践してみてくださいね!


美容師 布花原昇

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