

忙しいお母さんの味方!楽々調理の漬け置きレシピ
忙しい一日が終わってから、家族のための食事を作るのってとても大変ですよね。
しかも、一品だけではなく、栄養バランスを考えながら、さらには節約も頭に入れながら献立を立てることは、悩みの種のひとつだという方も多いのではないでしょうか。
今回は、料理をもっと楽に、だけど手抜きに見えない「漬け置きレシピ」のコツをお伝えします!
なぜ漬け置きがいいの?
そもそも、漬け置きレシピとはどのようなものなのでしょうか。
その名の通り、食材を切って調味液に漬けておくだけのレシピです。
あらかじめ食材を調味液に漬けておくことで、
食材そのものにしっかりと味が染み込みます。
さらに調理中の漬けこみ時間を短縮することができるので、
実際に調理するときは加熱するだけ!
すぐに温かい料理を食べてもらうことが出来ます。
また、肉や魚などをスーパーの特売日にまとめ買いする方も多いはず。
まとめて買った肉や魚を保存するときにあらかじめ調味液に漬けておけば、
節約にもつながります。
いろんな味を準備しておけば、
その日の気分に合わせて調理するメニューを選ぶことが可能です!
献立にメリハリがつけられるので、
日々献立作りに悩むお母さんには嬉しいですよね。
また、作り置きおかず、いわゆる常備菜も近年流行っていますが、
お休みの日にまとめて作る時間が必要です。
漬け置きならあまり時間をかけずに
仕込んでおくことができるのも魅力的なポイントです。
前日夜や朝に仕込む!
それでは、漬け置きするタイミングはいつ頃が良いのでしょうか?
冷蔵で漬け置きするのであれば、食べる日の前日夜、もしくは朝がおすすめです!
あらかじめ、明日の予定をチェックした上で夕食の調理している間や、寝る前に10分だけ仕込みの時間を作れば大丈夫です。
もしくは、朝食の準備中や、家を出る前に仕込んでおけば、
夕食の時間が楽しみになりますよね。
もし、まとめ買いをして一気に保存しておきたい!
という方であれば調味液に漬けてから冷凍保存しておくのがおすすめです。
この場合は、食べ切りやすい量で小分けにして冷凍しておくと、
解凍する量を調整できるので便利ですよ。
ただ、いつ何を漬け置いたかがわかりにくくなってしまうので、
日付とメニュー名がわかるように記載しておくといいですね。
解凍する際には、食べる日の朝に冷蔵庫に移動させて
ゆっくり解凍させると美味しく食べることが出来ますよ。
漬け置きしやすい食材&調味料
実際に漬け置きレシピを作るときによく使用する食材と調味料をご紹介いたします。
【漬け置きしやすい食材】
・豚肉
・牛肉
・鶏肉
・鮭、さば、ぶり
・青菜(ほうれん草、小松菜など)
・かぶ、大根、にんじん、玉ねぎなど
肉は冷蔵でも冷凍でも万能に使用することができ、漬け置きとも相性が一番いいでしょう。
野菜と一緒に漬け置きしておくと、ボリュームのあるおかずを作ることが出来ます。
肉も魚も冷蔵保存の場合は消費期限までに使い切るように心がけましょう。
野菜は加熱が必要なものはあらかじめ加熱をしておいた方がいいでしょう。
かぶや大根など生でそのまま食べられるものは、
生の状態で浅漬けなどにしておくのもおすすめです。
【漬け置きレシピで揃えておきたい調味料】
・酒
・塩
・砂糖
・しょうゆ
・みりん
・みそ
・はちみつ
・酢
・おろししょうが
・おろしにんにく
・オリーブオイル
・ごま油
・塩麴
基本的には家庭にある調味料で漬け置きレシピを作ることが可能です。
にんにくやしょうがはおろすのが面倒なのでチューブタイプのものを使用すると便利です。
また、塩麴は肉をやわらかくする働きがあり、より漬け置きレシピで効果が発揮されます!
冷蔵庫にひとつあると便利ですよ。
漬け置きに便利なグッズ
漬け置きレシピを作る上であると便利なグッズをご紹介します。
漬け置きレシピを作る上で必ず必要なのが、漬け置きするための容器。
密閉できる保存袋はあると便利です。
もちろん、タッパーやホーローやガラスなどの保存容器でも構わないのですが、
収納に場所を取ってしまうことと、冷凍しづらいので、私は袋タイプをおすすめしています。
料理に合わせてサイズもいくつか準備しておくと使いやすいです。
調味料をきっちり計るための計量スプーンはいくつかあると良いでしょう。
また、野菜を薄切りや千切りにして保存することもあるので、
千切り用もついているスライサーがあると調理の時間が短くて済みます。
豚肉の塩糀焼きレシピ
今回は、夕食の主菜にぴったりなお肉の漬け置きレシピをご紹介します。

-
▽2人分
・豚ロース肉(とんかつ用):260g
・塩こしょう :少々
・塩麹 :大さじ1
・おろしニンニク :小さじ1/2
・ごま油 :大さじ½
<作り方>

①豚肉は脂身と赤身の境目に切り込みを入れる(筋切りをする)。
この時、1cm幅を目安に刃を入れる。

②両面にまんべんなく塩こしょうを振る。

③容器にニンニク、塩麹を入れて混ぜ、豚肉を加えて揉み込む。冷蔵庫に1時間以上置く。
※この状態で冷凍保存も可能です。密閉できる保存袋に入れて冷凍してください。(保存目安1ヶ月)

④熱したフライパンに豚肉を入れる。※油は漬け込んであるので不要です。
強火で焼き色をつけ裏返し、フタをして中火で3分程度、中に火が通るまで蒸し焼きにする。

⑤器に盛り付ける。
<ポイント>
▽筋切りの一手間が重要
豚肉に切り込みを入れることで、加熱した時の縮みを防ぐことができます。
また、均一に熱が入り、どこを食べても同じように仕上げることができます。
▽焼きすぎに注意!
豚肉は加熱しすぎると固くなってしまうので注意です。
片面に焼き色をつけてからは中火で蒸し焼きにし、火が通ったら加熱を止めましょう。
▽冷凍保存で長期保存可能
塩麹に漬け込んでから冷蔵保存では2日、冷凍保存では1ヶ月程度保存可能です。
すぐに食べない場合は冷凍保存すると良いでしょう。解凍後は同じ焼き方で調理可能です。
まとめ
漬け置きレシピは、家族のために食事を作るお母さんにとって強い味方になってくれます。
料理をささっと作ることが出来れば、家族団らんの時間もその分増えて、笑顔あふれる食卓になるはずです。ぜひ、一度試していただけたら嬉しいです!
”美容師の手荒れの悩み”から生まれた
肌と頭皮に優しいヘアケア商品
![]() |
ライター 宮﨑 奈津季 プロフィール 管理栄養士、薬膳コーディネーター。 女子栄養大学実践栄養学科卒業。介護食品メーカーで営業を2年経験後、フリーランスの管理栄養士として、 菓子メーカーの営業代行・商品開発、料理動画サービスのレシピ開発、撮影、記事の執筆を行う。 2019年1月に合同会社HITOOMOIの立ち上げメンバーとして参画。食・健康にかかわるコンテンツ制作など幅広く活動中。 HITOOMOI コーポレートサイト |
おすすめのシャンプー&トリートメント
ラフィー公式サイトTOPへ