風呂場 吊るす収納

浴室掃除は「吊るす収納」に変えると劇的ラクになる!


浴室掃除は腰に負担がかかって大変だと感じる方も多いと思います。
掃除のたびに、風呂床やカウンターに置かれたモノを移動させながら拭くのがとても面倒ですよね。モノが直接置かれている状態は、掃除する時間も手間も余計にかかります。
「浴室掃除をもっとラクに早く終わらせる方法はないのかな?」
と考え、まずは浴室内の収納を見直すことにしました。

とても効果があったのが
「吊るす収納」です。
そこで、ここではお風呂掃除をラクにするための「吊るす収納」のコツをご紹介します。


浴室を「吊るす収納」にするとラクな理由


浴室は、家の中で1番湿気のたまりやすい場所。乾燥させておかないと、すぐにカビが発生してしまいます。
シャンプー類や洗面器などを風呂床やカウンターに直接置いておくと、接触部分の乾きが遅くなり、そのぶんカビが生えやすくなります。カビ取り作業は専用の洗剤が必要で、掃除するのが億劫に感じることもありますよね。

一方、モノを置かずに乾燥した環境を保てれば、拭き取るだけなので手間がかかりません。しかもカビ取り作業の回数も減ります。
「吊るす収納」にすれば、モノを移動させる必要がなくなり、浴室全体の乾燥が早くなるため掃除がラクになります。




浴室内「吊るす収納」のコツ


「浴室に吊るせる場所がなかったら、どうすればいいの?」と思う方もいるかもしれませんね。
そんな場合も大丈夫!もともと浴室にあるモノや収納グッズを活用すれば「吊るす収納」は簡単にできます。

では、具体的にどんなモノを使えばいいのかを説明していきます。



1.マグネットフックや吸盤フックを活用する

風呂場 吊るす収納02


意外と知らない方がいるので説明しておくと、浴室の壁はマグネットが使える仕様になっている場合が多いです。
浴室によって壁の素材が異なるので、ご自宅の浴室を確認してくださいね。

マグネットが使える浴室の場合は、マグネットフックが便利です。

マグネットが使えない壁の場合は吸盤フックで代用できます。吸盤フックは、たまに落下する可能性があるので注意が必要です。ですから、壊れやすいモノを引っ掛けるのはおすすめしません。ブラシやスポンジなどの掃除グッズを吊るすのに向いています。

マグネットフックも吸盤フックも使用するときは、くれぐれも耐荷重に気をつけましょう。




2.備え付けのタオルバーを活用する

風呂場 吊るす収納03


ほとんどの浴室に備え付けられているのがタオルバーです。

備え付けのタオルバーは、かなりしっかりと固定されているので、これを利用しない手はありません。軽いタオルを掛けておくのはもったいない場所です。
シャンプーやボディソープなど、少し重みのあるモノを引っ掛けておくのがおすすめです。

そのまま引っ掛けるのが不安であれば、吊るせるカゴを活用してみてください。カゴにシャンプー類を入れて吊るすだけです。
フックに引っ掛けられない手桶などは、タオルバーの隙間を利用して挟むと安定します。
とはいえ、備え付けのタオルバーがどんなに頑丈でも、なんでも吊るしてしまうのは危険です。耐荷重には気をつけてくださいね。




3.市販のタオルバーを使う

風呂場 吊るす収納04


備え付けのタオルバーを重いモノを吊るすために使ってしまうと、タオルを掛けるスペースがなくなってしまいますよね。その場合、市販のタオルバーを1つ用意します。

吸盤タイプにするかマグネットタイプにするかは、浴室の仕様に合わせて決めてください。
タオルを掛けるだけなら問題ありませんが、ほかのモノも吊るす場合は、耐荷重に注意しましょう。




グッズを組み合わせるとさらに便利!


風呂場 吊るす収納05


手持ちの洗面用具が吊るしにくい形の場合、便利なグッズを組み合わせると吊るせるようになるモノもあります。
たとえば、100均のS字フックや無印良品の「ひっかけるワイヤークリップ」など。これらをタオルバーに引っ掛ければ、スポンジや洗顔チューブなども吊るせるようになります。




吊るすことを意識したモノ選びを


風呂場 吊るす収納06


洗面用具を買い換えようと考えている方は、穴が開いているモノや引っ掛けられるモノを選ぶと吊るしやすくなります。洗面用具を選ぶときは、色やデザインで選ぶことが多いと思いますが、収納のことも考えて選ぶようにすると使い勝手がよくなるでしょう。

また、シャワーラックのように、シャワーのフックに差し込むだけでシャンプー類をまとめて吊るせる収納グッズもあります。既存の洗面用具が吊るせない場合におすすめです。




浴室内を「吊るす収納」に変えて簡単お掃除をめざしましょう


浴室全体を「吊るす収納」に変えると、風呂床やカウンターにモノが置かれることがありません。
すると、乾燥が早まり、カビの発生を遅らせることができます。つまりカビ取り掃除の頻度を減らせます。

さらに、モノを移動させる時間がなくなるので、掃除時間が短縮され、腰の負担も軽くなるなどメリットばかりです。
これから湿気やすい季節に入ります。その前に「吊るす収納」に変えてみませんか?負担だった浴室掃除がとてもラクになると思います。





ライター
藤野こと


プロフィール
中学生の子どもを持つ主婦ライター。
整理収納アドバイザー(1級)の資格があり、片付け・収納や家事に関する生活系の記事をおもに執筆しています。
趣味はハンドメイドと読書。




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